アーガイルシフト―VRシネマティック アトラクション―

実機について

A.D.2145
アジアの東端、日本近圏に存在する2つの企業統治領。
無人兵器同士によるあまたの衝突の末、ひとときの休戦を迎えている。
舞台はその軍事的緩衝地帯上空――。
新規開発されたシステムの評価を行うテストパイロットである主人公は、
最新の有人兵器「ルシファー」多数機による同時降下試験を実施しようとしている。
AIヒューマノイド「アイネ」とともにルシファーを降下させ、自領内の基地に到着すれば、
ルシファーを制御する「ヴァルコム・システム」の最終評価試験は完了する。
ヴァルコム・システムの要である高機能視覚コミュニケーションデバイス「エクス・ギア」を装着し、
ルシファーに搭乗する主人公。

"マスター、出撃準備はいいですか?"

あなた(主人公)とアイネのミッションが今始まる――


2016年、バンダイナムコエンターテインメントから登場。
同社の期間限定イベント「VR ZONE-project i can-」で公開された、バーチャルリアリティ(VR)の研究用筐体の一つである。
(2016年4月15日〜10月10日まで)
アニメ・ゲーム業界の第一線で活躍する、様々なクリエイターが制作に参加している。
  • 原案・監修:バンダイナムコエンターテインメント/原田勝弘(『鉄拳』、『サマーレッスン』)
  • 世界観設定・シナリオ:Production I.G(『攻殻機動隊』シリーズ、『翠星のガルガンティア』)
  • 監督:SOLA DIGITAL ARTS/荒牧伸志(『APPLESEED』、『APPLESEED α』)
  • メカニックデザイン:柳瀬敬之(『機動戦士ガンダム00』、『ゼノブレイドクロス』)
  • キャラクターデザイン:バンダイナムコスタジオ/川野琢嗣(『鉄拳』、『ソウルキャリバー』)
元々、企画と開発は後に追加される「ボトムズ」から始まっており、そこで蓄積された技術・知見が先行採用された。
コクピットを模した筐体には、トリガー(引き金)付きジョイスティックが両側に装備されている。
(実際はジョイスティックでの直接操作は無く、トリガーのみ使用する。)
座席に着き、VRゴーグル(このアクティビティでは「エクス・ギア」と称する)とヘッドホンを装着して体験を開始する。
VRゴーグルによる360度に及ぶ視界内には"レティクル(照準)"が表示されており、敵ロボットに反応すると警告と共に赤く光る。
体験者自身の頭を動かしてレティクルを操作し、レティクルが敵に重なった時にトリガーを引いて攻撃する。
敵からのミサイル攻撃は、警告表示が出現したタイミングで、ミサイルに当たらない方向へ頭を動かして回避する。
格納庫から発進して、主人公のパートナーであるヒューマノイド「アイネ」とコミュニケーションを取りながら、
敵ロボット集団との空中戦を経て地上に着陸するまでが、主な体験の流れとなる。


【参考資料】

バンダイナムコエンターテインメント「VR ZONE-project i can-」公式サイト
(https://project-ican.com/)

バンダイナムコエンターテインメント「VR ZONE SHINJUKU」公式サイト
(https://vrzone-pic.com/)

2016年9月3日…
リアルドライブ」の筐体ミニチュアを制作した後、お盆前に奇跡的に予約の取れた「VR ZONE-project i can-」を体験!!
…と言いたい所ですが、一番先に体験した「ボトムズVR」で頭がクラクラになってしまい、
他のアクティビティを巡る内に滞在時間も迫って来たので、残念ながらこのアクティビティは見送りました。

時は流れて2017年7月13日、「VR ZONE-project i can-」のツイッターキャンペーンに奇跡的にも当選し、
東京・歌舞伎町で、グランドオープン前の「VR ZONE SHINJUKU研究発表会」に行ってきました!!
このキャンペーン当選者に限り、アクティビティ全て無料で体験可能と言う太っ腹な企画で、
前回のお台場で出来なかった「アーガイルシフト」も初体験!
「エクス・ギア(VRゴーグル)」とヘッドホンを装着後、ナビゲーターさんからストーリー解説。
程なくアクティビティが起動すると、そこは巨大ロボットのコクピット内部。
そして突然、目の前に可愛い女の子「アイネ」が登場!
姿はCGそのものですが、まるで生きているかのようなリアルな動作は、
不意に顔を近付けられると、思わず仰け反ってしまうくらいですよ。
輸送機から発進前に、コクピット内を歩き回りながら状況を説明してくれるんですが、
CGとは言え、ホントに目のやり場に困るコスチュームですね(笑)
突然の振動でアイネがズッこけて、機内に警報が鳴り響き、味方の機体と共に輸送機から自由落下状態で発進。
暫くすると敵機から攻撃があり、アイナのアドバイスに従って頭を動かして、
「エクス・ギア」の照準を敵に合わせながら、トリガーを引いてマシンガンを発射して撃墜。
一頻り敵を撃退して目標地点に接近すると、今度は大量の敵ミサイルが向かってきます。
有線ミサイルを操作する画面に切り替わり、自分で頭を動かして敵ミサイルを避けながら目標に突入して破壊!!
目標破壊に成功して無事に着陸すると…

他のVRアクティビティに比べると、体験時間がやや短い感じかな…?
アイネの萌え度も高いですが、マシンガンの重厚な発射音や味方との通信もテンション上がります!!
特に「ギャラクシアン3」を体験した事がある方なら、間違いなくハマると思いますよ♪
作者も「釣りVR」と共にお気に入りの一つとして、遊びに行く度に必ず体験しています。

二度目の「VR ZONE SHINJUKU」訪問となる、2017年8月26日…
ツイッターのフォロワーさん達と遊んだり、持参したVRアクティビティ筐体のミニチュアをスタッフさんに託したり、
楽しい一日を過ごしました。
こちらの画像は、現地で購入した「アイネ」のアクリルスタンドと、自分の筐体ミニチュアとのコラボ。
以前から計画していた事で、東京から帰宅後すぐに撮影してツイッターで公開したんですが、
なんと「project i can」タミヤ室長も、スタッフに託したミニチュアを使って撮影してから、
作者とほぼ同じタイミングで、ツイッターで公開されててビックリしました(笑)
ホントにありがとうございますっ!!